当法人は平成10年（1998年）の開設以来、ここ埼玉県川越市の牛子の地で、介護を中心に据え福祉の担い手として事業を継続してまいりました。施設裏手に流れる新河岸川のごとく、時には激しく、時には緩やかに、柔軟な事業運営を心掛け、地域に根ざした福祉の拠点であり続けることこそ、私達の最大の使命であると考えております。

しかしながら、この近年の流れは、当法人のように決して規模の大きくない事業者にとっては苦しいことの連続であることも事実であり、苦境に立たされることも少なくありません。

「ただただ福祉を行いたい」

いまやこの思いだけで福祉を行うことは非常に難しく、そこには安定した経営基盤と未来志向な経営戦略が必要不可欠であり、責任ある持続可能な福祉が求められているのでしょう。

まずは、己の足で立ち、歩く。この当たり前の概念を継続するための力を、私たちは必要としております。

法人では、求めている担い手の人物像に、必ずしも「福祉に通じるもの」は求めておりません。また、社会福祉法人が行う全ての行動が福祉に基づいている必要はない、とも考えております。

介護サービスを提供する上では確かに介護の経験を重要視しますが、それだけでは施設運営はできません。ましてや、地域福祉の拠点という大きな責務を担うには様々な人のアイデアと力が必要であり、それによって何かの目的が実現されることもあります。

そのため、当法人では介護の経験が無い方でも積極的に採用を行わせて頂いています。当法人に勤務する職員の皆さんが培ってこられたそれまでの経験は、当法人にとって何より重要なリソースです。

ここでは、その一環として当法人が取り組んでいることをご紹介いたします。このどれかにご興味をお持ち頂けたのであれば、きっと私たちと良い仕事ができるはずです。

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質の高い福祉は、担い手の充実から。当法人は、職員の皆さんに長く携わって頂くための環境構築の努力を惜しみません。イメージのしやすいところでは、ユニフォーム貸与や交通費支給他、変わり種としては職員紹介制度などを設けております。時代に合わせた福利厚生の形を模索し、常にアップデートを心掛けております。

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