【ピープルポートについて】
社名の”ピープルポート”は、「人が自由に行き来し、集まる港」という意味で、
「有意義な仕事の機会を通して故郷を追われた人々と共に安定した未来を築き、
それぞれの特性を活かしながらより良い社会づくりに貢献をする。」
というミッションを掲げています。
「難民問題」と聞くと、何か遠くて、複雑な問題というイメージがあるのではないでしょうか。
ここ日本へも、自国での暴力や迫害から逃れてきた人たちが毎年約1万人ほどきています。
「難民」という言葉の背景には、恐怖から逃れ、夢や希望を持って日本にやってきた一人一人の人生があります。
私たちが目指すこと、それは一度母国で奪われた彼らの夢や希望を、
彼らの人生に寄り添って少しずつ実現していく伴走をすることです。
現在、私たちは難民という立場にいる仲間と共に、
環境負荷のもっとも少ないアップサイクルパソコン「ZERO PC」事業を通して、「難民の就労機会創出」に取り組んでいます。
◾️ピープルポートのミッション、ビジョン、バリュー
【ミッション】
有意義な仕事の機会を通して故郷を追われた人々と共に安定した未来を築き、それぞれの特性を活かしながらより良い社会づくりに貢献をする。
【ビジョン】
誰もがバックグラウンドに関係なく尊重し安心して暮らせるインクルーシブな社会の実現
【バリュー】
1. 違いを尊重する/Respect Differences
社会の多様さを学び、一方的な価値観や役割を押しつけず多様性を尊重するための行動を取る。我々は、誰もが価値ある貢献ができることを信じている。
2."与える人"である/ Giver
仲間の行為に感謝を伝え、協力依頼に行動で応えられる。
他者をエンパワメントするために骨身を惜しまない。
3. 誠実/Integrity
全ての行動において、誠実さと透明性を持つ。
相手の考え/意見に耳を傾け、自分自身の意見も伝える。
顧客にも仲間にも自分自身にも嘘をつかず、誠実であろう。
4. 革新 /Innovation
常に自らの能力の向上を目指し、より良い結果を出すための新しい方法を模索する。
5. プロフェッショナリズム/Professionalism
常に顧客、そして社会に対して最高の成果を提供する。
全ての時間と行動は、そのためにある。
6. 持続性 /Sustainability
我々の未来そして環境を守ることに努める。
【会社概要】
設立:2017年12月
代表者名: 青山 明弘
事業部拠点 :横浜
メンバー数 :13名(2025年6月現在)
【募集背景】
ZERO PCは、主に法人さまで不要となったパソコンをお引き取りし、データ消去をして整備、販売するリユース事業です。
パソコンの回収台数が増えるほど、販売できるパソコンが増え、売り上げが増加、難民という立場にいる人たちの就労機会の拡大に直結するビジネスモデルとなっています。
現在、回収台数が順調に伸びており、さらなる事業拡大のためにメンバーを募集しています。
まだ日本語が上手ではない難民(申請者)がどのように日本社会で活躍していくか、またパソコンリユース以外にも今後事業領域を広げていく予定ですので、ソーシャルビジネスカンパニーがいかに拡大していくか、そんなリアルな現場を体感頂けます。
【職務内容】
最初は、事業の要となる「パソコンの調達/回収」部門に配属となります。
まずは現場業務を幅広く経験し、実務理解を深めていただきます。
将来的には、調達〜販売、オペレーション改善〜法人営業、さらには海外輸出に至るまで、ZERO PC事業全体を横断的に見ながら事業の成長を牽引していただくことを期待しています。
※業務の一例
・回収品の在庫データ登録・データ消去処理
・大手企業への訪問回収サポート(現地での調整・交渉含む)
・調達元(法人顧客)の新規開拓、関係構築
・回収量最大化のための戦略立案と実行
・オペレーション改善・仕組み化
ZERO PC事業では、国内小売/卸に加えて、アジア・中東・ヨーロッパ・アフリカなどへの海外輸出も行っており、全ての回収品が商品として活用されます。
HDDの取り出し業務や輸出対応などでは、難民背景を持つ英語話者の仲間との協働も多く、多文化チームでの連携力が求められます。
1年後には、各業務プロセスを理解した上で、
「どこを改善すればより回収量が増えるか」
「どの販路に注力すれば、仲間の雇用機会が最大化できるか」といった視点で、チームを横断的にリードできるポジションを目指していただきます。
ピープルポート株式会社