IoTエンジニア

案件増、事業拡大に伴い、IoTエンジニア　経験者を募集いたします。

「Aisea」は、海事産業向けの業界特化型SaaSとして、2019年にリリースされました。位置・航跡・動静・機関データなど、船のあらゆる情報をサーバーのAPIを介してアプリ上に可視化する今までにないシステムです。

船舶には、レーダーや各種計器など、法定装備品が搭載されますが、その操作には熟練の「技」や「勘」が必要で、まだ経験の浅い操船者や初心者には正確な情報把握が難しい場合もあります。海が荒れたり、霧が出た場合には、目視確認もで無理です。またAIS（※）搭載義務の無い中/小型船舶の位置情報は不透明なため、毎年多くの事故が発生していました。

Aiseaは、それらの問題を解決するために開発されました。船舶にはIoT機器「AgentUnit」を設置、そこから得た情報を船舶管理会社事務所に導入（個人はスマホに無料アプリをインストール）したAiseaから確認することで、周辺海域にいる他船の状況、沿岸の危険領域（工事中・座礁リスク）などのリアルタイムな情報をタブレットやスマホで簡単に見ることができるようになりますし、

事故があった場合も、現場の位置や被害状況、航跡データによる事故原因の分析に役立ちます。

リリース後、ユーザーの要望を取り入れる形でカメラとの連動、衝突危険予測アラート、陸上管理用メニューなどの機能拡充が進んできました。

今では船舶とその運航管理において、プラットフォームの役割を果たすようになっています。

今までにない便利な航行支援アプリとして、また、まだこれからデジタル化しようとしている海事産業全体を支えるプラットフォームとして今後さらに発展するAiseaの開発を担って下さるIoTエンジニアを求めています。

（※）AISは、船舶の識別符号、種類、位置、針路、速力、航行状態及びその他の安全に関する情報を自動的にVHF帯電波で送受信し、船舶局相互間及び船舶局と陸上局の航行援助施設等との間で情報の交換を行うシステムです。