日本の味を代表する調味料である「しょうゆ」。
1889年、しょうゆ醸造からスタートし、今年で134年目のヤマモリ。
醤油を単に醤油として売るのではなく、いかに付加価値をつけて売るか、ということに取り組んできました。
日本初の「液体小袋製品」(袋麺などに添付されているスープやつゆ)発売や、
「レトルト食品」「タイフード」のパイオニアとして技術革新・市場創造を行ってきたことが今日の成長に繋がっています。
近年は健康志向を重視した商品開発や営業活動を行っています。
血圧の上昇を抑える成分を生成した醤油「ギャバ醤油」(醤油初の機能性表示食品)や、行政との減塩啓蒙活動(社会貢献活動)など積極的に実施しています。
ヤマモリはこれからも技術力の高さを活かした魅力ある商品開発を行います。
若手社員であっても「これがやりたい!」「もっとこうした方が良い!」ということを自由に発言し、実行することができます。
それは、若手社員の声にも耳を傾け、サポートしてくれるベテラン社員の存在があるから。
実際に、商品企画に配属された若手社員がつぶやいたアイデアをベテラン社員が拾い上げ、ヒット商品を生み出したということがありました。
ヤマモリでは、社歴や性別に関係なく、お互いの意見を尊重し合い、社員が気持よく働くことができる職場環境を実現しています。
日本と同じ様な『醸造』という食文化を持つ国々と、よりよい関係を深めたい。それがヤマモリの考え。
1988年に合弁工場を設立したのを皮切りに、“タイ”との関係を深めています。
現在は、醤油を製造する「ヤマモリタイランド」と、タイカレーなどのレトルトパウチ食品や、つゆ・たれを製造する「サイアムヤマモリ」、タイ国内を始めアジア各国に当社製品を流通させる「ヤマモリトレーディング」があり、重要な海外拠点となっています。
日本だけにとどまらず、他国との食文化の交流を積極的に行い、新たな“おいしい”を生み出し続けています。
企業情報 | |
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会社名 | ヤマモリ株式会社 |
創業 | 1889年(明治22年) |
設立 | 1951年(昭和26年) |
資本金 | 4億3500万円 |
代表者 | 代表取締役 社長執行役員 三林 圭介 |
従業員数 | 802名(男459 女343) 平均年齢: 42歳 |
事業所 | 【工場】 大山田、桑名、松阪 【支社】東日本(東京都港区)、中日本(三重県桑名市)、西日本(兵庫県西宮市) 【支店】北陸(石川県金沢市) 【営業所】 仙台、広島、福岡 【海外】 サイアムヤマモリ(タイ)、ヤマモリトレーディング(タイ)、ヤマモリ(タイランド)(タイ) |
事業内容 | しょうゆ・つゆ・たれ・レトルトパウチ食品・飲料等の企画開発製造販売 |
売上高 | 275.4億円(2024年3月期決算) |