笹川平和財団
【笹川平和財団について】
当財団は、国際社会が直面する諸問題を解決するため、国際協力、国際交流を推進し、国際的な視野に基づいた調査・研究、人材の育成、人物招聘・派遣、国際会議の開催などの事業、これらの事業に付随する情報収集・発信、普及啓発活動などに取り組んでいます。
今回募集しておりますのは、当財団が実施している新しい海洋経済モデルの実装支援事業を担当するプログラム・オフィサーです。
【新しい海洋経済モデルの実装支援事業について】
我が国やアジア諸国は沿岸地域の利用法が多様で、その自然、社会、経済状況は欧米と異なる点も多いです。そのため、日本やアジア地域における海洋の諸問題を精緻に理解し、それを踏まえた革新的な技術や政策による解決策の提示が求められます。欧米の先進的な技術や政策を比較調査から理解した上で、海洋に関するグローバルアジェンダに対してアジアからの提言を発信する活動や、アジアの知見を今後ブルーエコノミーの推進が期待されるアフリカや島嶼国に共有する活動の推進が求められています。
本事業ではブルーエコノミーに関する水産業や港湾関連産業、沿岸環境保全や資源の持続可能な利用などを対象に、各地域特有の課題の解決に資する先進的な技術や政策を解明し、他地域に共有可能な形で提示するとともに、意欲的な海洋政策を進める海洋関連機関・財団などと協力して知見を効果的に世界へ発信し、海洋環境の改善に寄与することを目的としています。
主な事業内容は、次のとおりです。
(1) 我が国やアジア諸国の海洋諸問題の把握と解決策の提示
水産、金融、観光、海運、環境保全、造船などに横ぐしを刺すアジアのブルーエコノミーを対象として、国内沿岸地域などで調査やワークショップ開催を実施する。
(2) 欧米や地中海等のブルーエコノミー先進地域との比較研究
ブルーファイナンスやブルーツーリズム、ブルーテックと呼ばれる海洋観測技術分野を対象とした、欧州などのブルーエコノミー先進地域とアジアとの比較研究を実施。
(3) 効果的な政策対話・情報発信
国内外で開催される主要会議での普及啓発資料などを用いた成果発信
IOC-UNESCOと協働した「Foundations Dialogue」の主催
韓国で開催のOur Ocean会議やブラジルで開催されるCOP30等での成果発信と政策提言
事業のウェブサイト
https://www.spf.org/opri/projects/V20250031.html
【配属部署とポジション】
海洋政策研究所 海洋政策実現部
研究員(プログラム・オフィサー)
当ポジションの主な業務内容
・日本やアフリカ等でのブルーエコノミー開発に資する調査
・研究機関との連絡調整、申請書・報告書の取りまとめ・整理
・政策対話や情報発信のための会議開催等の支援
・事業計画書・報告書作成
当財団のプログラム・オフィサー/研究員は、事業の遂行、企画立案等に係る調査・研究などを推進する役割を担っています。
採用情報 | |
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定員 | 1 名 |
勤務時間 | 勤務日:平日の月曜日から金曜日 勤務時間:フレックスタイム制度 ・ 1日の標準労働時間:7時間 ・ コアタイム:10:00~15:00(昼休憩:12:00~13:00) ・ フレキシブルタイム:7:00~10:00/15:00~19:00 ・ 清算期間:1ヶ月 |
給与 | 年俸制 ・学歴、経験等を勘案して面談のうえ決定 ・通勤手当は公共交通機関による実費を支給(上限額4,000円/日) |
想定給与 | 年俸 5,800,000円~9,000,000円 |
休日・休暇 | ・土曜日および日曜日、国民の祝日 ・年末年始休日 ・年次有給休暇:4月1日を基準日として毎年20日 ・慶弔による特別休暇(有給) ・子の看護等休暇、介護休暇(有給) ・その他理事長が定める休日(過去の実績:夏期一斉休業) |
歓迎スキル・経験 | ・海洋に関連する分野の修士号またはそれと同等以上とみなされる知見 ・海洋科学研究に関連する分野の実務経験があれば歓迎 ・国内外を問わずプロジェクトの形成・管理・運営に関する実務経験があれば尚可 ・国内・海外出張が可能であれば尚可 |
必要言語・レベル | 日本語、英語 ビジネス会話、ビジネス文書・報告書の作成、業務上の連絡・調整・交渉が可能なレベル |
求める人物像 | ・人との関わりを得意とする方。特に日本語による高いコミュニケーション力を重視します。 ・事務作業が得意な方。 |
福利厚生 | ・健康保険、厚生年金、雇用保険の加入 ・総合福祉団体定期保険、普通傷害保険の加入 ・昼食代の補助(職員食堂あり) ・港区の福利厚生(リロクラブ提携)の加入 ・慶弔見舞金 ・定期健康診断(半日ドック補助)等 |
雇用契約の更新 | 有期雇用契約 ・試用期間3ヵ月 ・初回は1年契約 ・契約更新は1年もしくは複数年の更新となります(最長2029年3月末日まで) |
応募書類 | 1.和文履歴書(写真貼付) 次の4点を記載してください。 ①語学力(ネイティブレベル・ビジネスレベル・日常会話レベル、資格等) ②メールアドレス ③希望年収 ④勤務開始が可能な時期 2.職務経歴書(和文) 3.志望動機(A4 用紙1 枚以内) 4.小論文(英文800words以内) 「日本やアフリカ等でのブルーエコノミー開発における民間シンクタンクの役割について」 5.レファレンス先 内定が決定した場合、レファレンスを頂きます。現在・過去の業務実績に関してレファレンスを頂ける方の所属・氏名・連絡先(電話番号とEmailアドレス)を最大2名分お知らせください。 |
採用選考の流れ | ※選考は随時行います 書類選考 ↓ 面接(2回) ※途中、適性検査あり ↓ 内定 ・応募書類は個人情報保護法に基づき取り扱います ・応募受付後、原則3週間以内に書類選考結果をご連絡いたします。 ・面接は、対面またはオンラインで実施いたします。 ・採用予定日は、採用決定後、概ね1カ月以内。ご相談の上、決定いたします。 |
応募方法 | ページ下部からご応募ください。(エントリーフォーム) |
勤務地 |
東京都 当財団事務所(笹川平和財団ビル内、東京都港区)、自宅、及び指定する場所 (自宅での就業は、当財団の在宅勤務制度に則って実施いたします。) |
募集拠点 |
笹川平和財団 東京都港区虎ノ門1-15-16 笹川平和財団ビル |
最寄り駅 | 東京メトロ銀座線 虎ノ門駅 出口2bより徒歩1分 |
企業情報 | |
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称号 | 公益財団法人笹川平和財団 |
所在地 | 東京都港区虎ノ門1-15-16 笹川平和財団ビル |
代表 | 理事長 角南 篤 |
設立年月日 | 1986年9月1日 |
従業員数 | 140名 |
事業内容 | 国際交流・国際協力・国際理解、海洋政策研究 |
当財団の特徴 | ・アジア地域で最大規模の国際財団です。 ・民間財団にしかできない手法で国際問題の解決を進めています。 ・国連の経済社会理事会(ECOSOC)のNGO特別協議資格を取得しています。 ・少数精鋭で幅広いネットワークを構築し、積極的にチャレンジします。 ・2015年9月に竣工した当財団のビルは、明るく開放的な雰囲気です。 ・ビルの最上階には、300人を収容できる国際会議場を備えています。 ・その他充実した職場環境があります。 |
採用情報URL | https://www.spf.org/careers/ |