10年以上積み上げてきたデータに基づいた、医学的根拠が確かな介護。

私たちの特色は「エビデンスに基づいたリハビリやコミュニケーション要素を日常のケアに盛り込んでいる」こと。

既存の「身の回りのお世話を中心とした介護」ではなく、日常生活の介助そのものを利用者様の身体機能向上や認知症症状の緩和といったリハビリにできないか、と当法人の理事長が考えたのがはじまりです。

そこから10年以上、「利用者様の身体的状況・課題に対して、どのようなアプローチが有効であったか」というデータを蓄積。

その結果に基づいた体系的な知識・技術による、各利用者様の課題に対して効果的なアプローチしていきます。

当法人独自の知識、技術を入職後にしっかりとお伝えし、身に付けていただけるようサポートすることはもちろんですが、それ以外の専門知識や新しい知識を学べる勉強会もあります。

同じテーマで月に2回、勤務時間内に開催し、職員全員が参加できるようになっています。

たとえば、利用者様が食べ物を飲み込みやすい姿勢を専門家である理学療法士が直接レクチャーするなど実践的な内容が多く、学んだことを日々のケアに取り入れ、自身の技術向上を実感することができます。

建物そのもに、居心地がいいだけでなく、ケアを後押しする工夫が凝らされているのも当法人の特長のひとつ。

「コーピング技術」を随所に採り入れています。

たとえば、「リハビリ直前におなかが痛くなる」「食堂での食事がストレス」といった方のために、リハビリ室の様子が見えるスペースや、1人を好む人が落ち着く席を設置。

また、壁やテーブル・椅子の色によって公私のスペースを区別しやすくすることで、不安を和らげています。