超先鋭研究開発部門
募集期限:2022年12月06日まで
超先鋭研究開発部門
募集期限:2022年09月21日まで
海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門 超先鋭研究開発プログラムでは、科学研究費助成事業 学術変革領域研究 (A) 「分子サイバネティクス」の計画研究「ミニマル人工脳のための記憶・学習分子回路の開発 (2020年度~2024年度 研究分担者:小宮 健)」および科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発) ELSIプログラム「研究者の自治に基づく分子ロボット技術のRRI実践モデルの構築 (2021年度~2024年度 代表者:小宮 健)」に従事するポストドクトラル研究員1名を募集いたします。
【研究内容】
超先鋭研究開発プログラムでは極限環境に生息する微生物の探索や、様々な微生物が持つ機能の解明を通じて人工生命機能を作成する技術の研究を進めています。その一つとして、生体分子で構成された、生物を超える機能を発現する分子システムの開発を行っています。
本公募では、生体分子や酵素の反応を組み合わせて高感度な分子検出や精密な分子操作を実現し、生物のように効率の良い情報処理や分子変換が行えるシステムを構築することで、人工細胞の創生や生命起源の解明を含む生命科学研究に取り組むポストドクトラル研究員を募集します。たとえば無細胞での人工代謝系の構築や、医療から細胞プロセスの制御まで幅広く利用できるDNAコンピューティング反応など、従来とは異なる発想のテクノロジーを実現して生命科学の問題を解決する分野融合研究の推進が期待されます。採用されたポストドクトラル研究員は、機構および国内外の研究者らと積極的に連携しながら、下記に関連するテーマに取り組んでいただきます。具体的な研究対象およびアプローチに関しては、応募者の専門および経験を考慮して柔軟に検討いたします。
(1)DNAや酵素を用いた分子回路の構築と、これを用いた生命現象の計測・制御
(2)細胞外に構築した人工代謝系による生命機能の理解と有用分子生産
(3)上記の成果を関連学会や査読付き学会誌等で発表し、その価値を広く社会に還元する。
【関連する専門分野】
生体分子化学、合成生物学、微生物学、生命情報科学、進化分子工学、µ-TAS、DNAナノテクノロジー
超先鋭研究開発部門
募集期限:2022年07月21日まで