持続可能な脱炭素社会に向けた 日本企業の取組みを促進
<団体概要>
コーポレート・アクション・ジャパンは、より迅速にネットゼロへ移行できるよう、株主の立場から活動する一般社団法人です。東京に本拠を置き、企業価値向上の観点から、気候変動対策について日本の企業と対話を行います。
代表理事からのメッセージ
コーポレート・アクション・ジャパンでのお仕事にご関心を持っていただき、ありがとうございます。
コーポレート・アクション・ジャパンは一般社団法人という中立的な立場から、企業による温室効果ガス(GHG)排出量の削減を後押しすることによって、気候変動対策を促進する活動を展開しています。
近年は、日本でも異常気象の頻発・激甚化や記録的な酷暑など、気候変動を直接感じることが多くなっています。農産物・水産物の変化やスポーツイベントへの影響など、私たちの生活にも幅広い影響が出てきています。地球規模ではさらに大きな環境変化が進行しています。
我々世代の素晴らしい環境を次世代以降に引き継いで行くためには、経済・社会のシステムレベルでの変革が必要であり、
企業の行動変容が強く求められています。
コーポレート・アクション・ジャパンは非営利団体として、複数の財団・慈善団体からの助成を受けて活動しています。
スタッフの多くは金融分野などにおけるビジネス経験、国際業務経験が豊富です。企業の活動は、株主利益の追求のみではなく、そのパーパスに基づいてステークホルダーの便益もしっかり考慮することが期待されています。
コーポレート・アクション・ジャパンは、企業が気候変動問題をビジネス戦略の中核と位置付け、
中長期的な企業価値向上のためにネットゼロ達成に向けた「信頼できる移行計画」を実行するよう期待しています。
気候変動対策は地球規模の課題であることから、コーポレート・アクション・ジャパンでは海外の団体とも幅広く連携・協力しています。気候変動という大きな社会課題の解決にパッションを持ち、
これまでの経験・能力を活かしながら自己実現を目指しておられる皆様の応募をお待ちしています。
代表理事 竹内靖典
エンゲージメントチームからのメッセージ
私は長年、信託銀行に勤務し、主として資産運用業務に携わってきました。
グループの資産運用会社では最高運用責任者(CIO)として、運用戦略全体を統括してきました。
現在はコーポレート・アクション・ジャパンにおいてエンゲージメントリードを務め、企業との対話だけでなく、
協働する国内外の機関投資家とのコミュニケーションも担っています。その意味で、これまでの経験を大いに活かせる場だと感じています。
コーポレート・アクション・ジャパンの活動は、単に脱炭素社会の実現を目指すだけでなく、企業価値の向上との両立を目的としています。
企業や機関投資家との対話を重ねることに加え、内外の非営利組織(NPO)とも連携し、成果の最大化を図ることに、この仕事の大きな魅力があると考えています。
営利を追求する立場と大きく異なるのは、私益ではなく公益を追求する点です。
ただ、社会に資するという使命においては、立場が異なるだけで本質は変わらないと思っています。
エンゲージメントチームに加わっていただく方には、社会に貢献したいという志に加え、
探求心や好奇心、チームワークを大切にする姿勢、そして人とのつながりを築く力を期待しています。
コーポレート・アクション・ジャパンは2022年に設立された新しい組織です。その分、一人ひとりに大きな裁量と学びの機会があり、主体的に成長できる環境が整っています。
これまでとは異なる、NPOという立場から社会に貢献してみたいという皆様に、ぜひ応募していただきたいと思います。
エンゲージメントリード 永嶋 彰代嗣
