【笹川平和財団について】
当財団は、国際社会が直面する諸問題を解決するため、国際協力、国際交流を推進し、国際的な視野に基づいた調査・研究、人材の育成、人物招聘・派遣、国際会議の開催などの事業、これらの事業に付随する情報収集・発信、普及啓発活動などに取り組んでいます。
今回募集するのは、当財団の中でも一番新しく、2022年から開始した「笹川奨学金」事業を担当する職員です。
【配属部署名】 笹川奨学金事業グループ
【笹川奨学金事業グループについて】
「笹川奨学金」は、国際社会が次々と困難な課題に直面する中で、世界の舞台で活躍する新しいリーダーを日本から出すために、返済の必要のない給付型奨学金で、未来のリーダーの学びをサポートします。社会課題解決に意欲があり、海外で学ぶことで成長したいと考えているすべての方が対象です。志望分野、卒業後の進路などの条件を設けずに、当財団が指定する英国・米国の大学にて学士号取得のための留学を可能とします。
笹川奨学金事業グループでは、笹川奨学金の着実な運営のため、主に以下の活動を行っています。
1.啓蒙・広報活動
留学への関心を喚起するため、地方の高校訪問、オンライン説明会開催、ウェブサイト運営、留学に関する資料の作成と普及等を実施。年1~2回、高校生を対象とした米国キャンパスツアーを企画・実施。
2.選考
秋期(8月)と春期(1月及び4月)の年3回、募集と選考を実施。秋期の内定者に対しては、希望する大学への合格可能性を高めるべく支援活動も行う。
3.奨学生とのコミュニケーション・奨学金支給
留学中の奨学生とコミュニケーションをとり留学をサポート。年2回奨学金を支給。
4.奨学生コミュニティの運営
現在は留学前の研修に注力。今後は卒業生を輩出する2026年に向けて、卒業後のコミュニティ運営のための活動を行う。
【当ポジションの主な業務内容】
当面の間、主に「奨学生とのコミュニケーション・奨学金支給」を担当していただきます。
1.奨学金は、定額奨学金のほか、授業料・寮費(食費含む)、健康保険料を実費で支給するため、各大学の制度・請求方法を確認して、奨学生一人一人の金額を決定。支払期限に留意して遅滞なく、奨学生の銀行口座に米ドルまたは英ポンドで振込む手続きを行う。
2.奨学金の支給が遅滞なく行えるように、随時、奨学生と密なコミュニケーションを行う。
3.奨学金にかかるコミュニケーションのほか、定期的に奨学生とコミュニケーションをとり、留学をサポートする。
なお、選考会議(グループ内での議論に参加)・審査員面接(事務局としての種々対応/休日出勤あり)・オンライン説明会・留学生座談会・留学前合宿研修(準備作業及び当日対応)等、必要に応じグループ全体で協働していただきます。
笹川平和財団
笹川平和財団では、アジア・イスラム事業ユニットにて事業の遂行を補佐する事務担当者 を募集しています。
【アジア・イスラム事業ユニットについて】
アジアの多くの国や地域は、近年目覚ましい成長を遂げ、グローバルサウスとしての存在感を高めてきており、日本はこれらの国々と、より対等な立場で戦略的パートナーシップを拡大することが求められています。一方で、人口問題や環境問題など、様々な困難も有しているとともに、依然として紛争や脆弱性を抱える国、地域もあります。アジア・イスラム事業ユニットは、アジア地域の平和と安定、並びに、世界共通課題の解決に向けたアジア諸国との対話や協働を通じ、アジアの諸国と日本の戦略的関係の強化を図っています。また、中東地域の過激派の台頭や武力紛争の長期化は、世界中に波及し、アジアのイスラム社会にも影響を及ぼしつつあります。このようななか、日本においてイスラム社会に住む人々に対する認識や理解は進んでいません。当事業ユニットは、世界のイスラム諸国との交流を推進し、日本国民に向けてイスラム社会の存在を正しく伝えていく努力を進めています。
具体的には、対等で豊かなパートナーシップに基づき、アジア地域(主として東南アジアと南アジア)や中東イスラム地域と、日本との間での国際交流事業(政治家、研究者、メディア、学生など)や、これらの地域に対する小規模な国際協力事業、平和構築支援、ソーシャル・イノベーションの推進、こうした地域と関連性の高い、日本社会が直面する課題解決に資する事業に取り組んでいます。
今回の募集ポジションは、事業ユニットが実施する各事業の中で実施する業務遂行の補佐をする事務担当者です。担当役員やグループ長、研究員からの依頼を受けながら、他の職員とチームになって事業の実施に必要となる様々な業務に取り組んでいただきます。
なお、将来的には他の部署にも異動し、財団内の事務職員として勤務していただくことを期待しています。
【配属部署とポジション】
アジア・イスラム事業ユニット 事務職員
【当ポジションの主な業務内容】
担当役員やグループ長、主任研究員の指導・助言の下、研究員等他の職員の業務支援という観点から以下のような業務を担当していただきます。
・事業の外部・内部の関係者との連絡・調整(外国の関係者との英語での対応を含む)
・内部の稟議書の作成、経費精算
・契約書類の締結
・出張・会議・講演出席依頼状、お礼状等の対外文書の作成(日本語、英語)
・国際会議・研究会やレセプション等の運営
・出張の手配および出張(現地の業務関係者との英語での連絡・調整)
・各種情報管理、ファイリング
・簡単な会議資料やプレゼンテーション資料作成補助
・インターネットや書籍等を通じた簡単な情報収集
笹川平和財団
【笹川平和財団について】
当財団は、国際社会が直面する諸問題を解決するため、国際協力、国際交流を推進し、国際的な視野に基づいた調査・研究、人材の育成、人物招聘・派遣、国際会議の開催などの事業、これらの事業に付随する情報収集・発信、普及啓発活動などに取り組んでいます。
現在、中期経営計画に基づき職員の活躍を支える人事制度、人材育成(研修)、採用活動等、人事業務全般の合理化・最適化に着手しており、組織改革の一端を人事領域にて担って頂ける方を求めています。
【配属部署名】 総務部 人事課
【業務内容】
▼想定している業務
・中途・派遣・臨時雇用の採用業務全般(ビザ手続きを含む)
・人事評価運用サポート
▼ご経験やスキル・志向に応じてお任せしたい業務
・職員の育成・研修プログラムの企画・運営
・雇用契約書・委任契約・人事関連の業務委託契約の締結・管理
・労務関連相談
その他、必要に応じ他の課員と協働していただきます。
笹川平和財団