logo
logo

AGP22-007 ポストドクトラル研究員 Postdoctoral Researcher

拠点 地球環境部門

募集期限:2022年06月30日まで

海洋研究開発機構(以下JAMSTEC)地球環境部門 地球表層システム研究センター 物質循環・人間圏研究グループでは、このたび下記の要領で、環境省・国立環境研究所からの受託研究「温室効果ガス・水循環観測技術衛星(GOSAT-GW)による二酸化窒素(以下NO2)濃度観測に関する導出アルゴリズムの開発、データ処理系の構築、プロダクト検証体制の構築及びデータの利活用研究(2020年度〜 機構代表者 金谷 有剛)」に従事するポストドクトラル研究員を1名募集します。

【研究内容】
2023年度に打ち上げが予定されるGOSAT衛星シリーズの3号機(GOSAT-GW)では、温室効果気体であるCO2とメタンの大規模排出源を評価するため、大気汚染物質であり燃焼起源のマーカーとなるNO2も観測対象とする計画です。そこで本受託研究では、このNO2計測の信頼性向上に資する検証観測や、温室効果気体との複合的な観測データ解析など、以下の業務に従事し、自立して研究を遂行するポストドクトラル研究員を募集します。業務を遂行するにあたり、JAMSTECが開発し運営しているMAX-DOAS観測網やその他の観測機材(NASAが開発したPandoraなどのリモートセンシング機器や地上濃度計測機器)、既存データ、国際的な協力体制などを活用することが可能です。
1) NO2の衛星観測を検証評価するための地上・船上での観測的研究、温室効果気体との複合的な観測的研究
2) 衛星観測のバイアス要因の解明やアルゴリズム改良に資するデータ解析
3) 全球的な衛星検証体制を確立するための国際連携(欧州のTROPOMI、韓国の静止衛星GEMS、Pandonia地上網など)
4) 課題に係る報告書作成や、査読付き論文の執筆

【関連する専門分野】
大気化学、リモートセンシング、光学計測、環境科学、物質循環学、地球物理学、気候科学、気象学など

採用情報
定員 1 名
勤務地

神奈川県

募集拠点

地球環境部門

神奈川県横須賀市夏島町2-15

ただいま応募を受け付けておりません

関連求人