エンジニア／設計・開発・評価・実験・解析・施工管理

2012年から『スーパーGT』というレースで技術協力を行っています。このレースは、高性能な乗用車をベースに、改造したレーシングカーで行われるシリーズ戦です。そのレーシングカーのパワーユニットの設計・実験、エンジンの組み立てなどを手がけ、最先端技術を追求しています。

自動車のエンジン・トランスミッションで築いてきた確かな実績がレーシングカー分野においても評価いただいたのだと考えています。こうしたレアな製品開発に携われるチャンスがあることも当社の魅力の一つです。自動車開発に強いだけあって、クルマ好きのエンジニアが多数。趣味に没頭するように、ものづくりに夢中になっているエンジニアもいます。

ものづくりへの情熱は、すばらしい製品を生み出すとともに、数々の特許の取得実績にもつながっています。それだけ私たちへの期待は大きく、責任重大なポジションでプロジェクトに参画するケースが多いです。そのため飽くなき新たな技術の追求が続けられます。それをシビアにとらえるか、楽しいと感じるかは個人それぞれですが、大成技研にはそれを楽しむ土壌がしっかりできていることは、ここでぜひともお伝えしたいこと。

近年では「カーボンニュートラル」、「再生可能エネルギー」など、より環境視点でのものづくりが重要となっており、自動車分野ではEV（電気自動車）やFCV（燃料電池自動車）、またエネルギー分野では風力発電や地熱発電などの技術推進も求められています。新しい技術分野へも積極的に取り組んでいくので、ぜひそれを楽しんでほしいと思います。

設立以来40年以上にわたって、さまざまな産業の大手メーカーに技術貢献していますが、なかでも主軸の一つとなっているのが自動車開発で肝となるエンジン・トランスミッションの開発です。メーカーと長年に渡って築いてきた信頼と豊富な実績があります。もう一つの柱は、配電盤・分電盤・制御盤の設計開発。メーカーのプラントを支えるインフラ製品を提供しています。

今後の事業戦略としてはAI・環境分野・ロボットの設計開発などへと技術領域を広げ、事業のさらなる多角化を目指していきます。そのための取り組みとして最適なエンジニアチームの組織、育成による技術・ノウハウの向上、セントラルエンジニアグループのシナジーによる業務効率化や品質向上を推進中です。